ザンミーラネイルって爪水虫に効くの?ザンミーラネイルの誤解と効果

ザンミーラネイルって爪水虫に効くの?ザンミーラネイルの誤解と効果

ザンミーラネイルという商品が話題になっています。ネイルケア用品なのですが、爪水虫にも効くんじゃないか?という話を耳にしました。

それは誤解です。

今回はそんなザンミーラネイルの誤解についてお話します。

ザンミーラネイルと爪水虫

もともとは東海地区のドラッグストアやバラエティショップ限定で販売開始した商品で、ネイルケアの分類になります。現在は全国販売となり、足爪の見た目に悩む女性を中心に、ドラッグストアやバラエティショップ、ネット通販などでよく売れているそうです。

ザンミーラネイルってどんな商品?という方はまず動画をご覧ください。
※音声が出るので周囲にご注意下さい。

販売当初、店舗販売は東海地区のドラッグストアやバラエティショップ限定でしたが、ネット通販では最初から話題になっていました。

アマゾンでも販売されています。

ザンミーラ ネイル Zanmira Nail 10ml 足爪用浸透補修液

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爪を綺麗にする商品なので、爪水虫にもいいんじゃないかと思われる方がみえるそうです。一般的なネイルケア用品の場合、爪水虫にも使えそうという発想には至りませんが・・・

アマゾンの販売ページを見ると、「よく一緒に購入されている商品」のスペースにザンミーラネイルと爪ヤスリとブテナロック足洗いソープが出ていました。
※2016年12月時点です

これを見ると、何となく爪水虫用の商品に思えてしまいませんか?

ザンミーラネイルと爪ヤスリのセットは、爪の見た目を非常に気にしている人が買っているんだろうなと思うくらいですね。よくあるパターンです。

ポイントは、ブテナロックの足洗いソープ。ブテナロックと言えば、水虫薬で有名なブランドです。テレビCMも入ってます。ここに載っているのは洗浄剤ですが、これが水虫に結びつくのです。

だって、殺菌・消毒効果の高い石鹸はたくさんあるのに、あえてブテナロックを選んでいるのですから。

先ほど書いた通り、ブテナロックは「水虫薬」で有名なブランドです。足洗いソープを買っている人は恐らく水虫を持っているのでしょう。だから、爪の見た目を気にしつつ、水虫も気にしている・・・この組み合わせで買っている人は爪水虫の可能性大です。
※市販で手に入るブテナロックは爪水虫には効きません。

若干飛躍した考え方かもしれませんが、ザンミーラネイルを使って爪水虫対策を考えている方がいると予想できます。実際にザンミーラネイルは爪水虫に効くのかを検索している方は多いです。

ザンミーラネイルの成分

では、ザンミーラネイルに爪水虫に効果がある成分が含まれているのかチェックしてみましょう。ちなみにザンミーラネイルは、医薬品でも医薬部外品でもありません。一般雑貨になります。原産国はドイツです。

パッケージの裏に成分が載っています。

配合成分:

「PG、乳酸、尿素、グリセリン、水、水酸化ナトリウム、EDTA-2Na」

  • PG・・爪の補修と保湿
  • 乳酸・・角質柔軟とうるおい
  • 尿素・・角質軟化と爪表面をきれいにする作用とうるおい
  • グリセリン・・潤いを与える
  • 水酸化ナトリウム・・pH調整剤、乳化剤、アルカリ剤に使われる
  • EDTA-2Na・・製品の保存や安定化

爪水虫を引き起こしている犯人は水虫菌(=白癬菌)です。カビの一種です。だから、水虫菌を弱らせる成分が必要です。

ですが、ザンミーラネイルに配合されている成分で水虫菌を退治できるものは上記の通り入っていません。

強いて言うなら、
水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)。

この成分だけを無理矢理使って水虫を治そうとする人がいますが、そもそも水虫にいいという話も立証はされていません。逆に肌や爪を傷め、酷く悪化させることもあります。

※あくまで苛性ソーダを単体で使った時の話で、ザンミーラネイルのように成分表で5番目に記載されるくらいの量ではそんな心配は必要ありません。

塗り方による誤解

CMや商品イメージなどによる誤解の他に、塗り方を見て誤解してしまうこともありそうです。下の画像は公式ホームページに載っていた塗り方です。


1番と2番はクリアネイルショットの塗り方と同じですね。なんとなく爪水虫にも良さそうな気がしてしまいますよね。

皮膚科で出る爪水虫用の塗り薬でも同じような塗り方をするので、誤解しやすいです。特に爪と皮膚の間に塗るなんて、特別な感じがしますよね。爪の見た目だけなら、表面だけのお手入れで良さそうですし。

なんとなくザンミーラネイルが悪者のような書き方になってしまいましたが、ザンミーラネイル自体は、爪水虫のことは一切触れていないので、何も悪くありません。

ただ、
「爪水虫にも効きそう」と思う人が多いだけのことです。

皮膚にはつかない方がいい

ザンミーラネイルは強い毒性を持っているような製品ではないので比較的安心して使えますが、皮膚には付着しない方がよさそうです。

配合されている成分のPGは、人によって赤みやかゆみを引き起こすことがあります。皮膚に付いた分は拭き取っておきましょう。

ザンミーラネイルは足爪用浸透補修液

配合成分からも分かるように、ザンミーラネイルはひび割れなどの爪の補修や、爪にツヤを与え見ためを良くするものなのです。

爪水虫に悩む人、特に女性の場合は、誰にも相談できずに自分1人で悩みを抱えていることが多いので、日本初の足爪用浸透補修液」というフレーズに期待を寄せるのは仕方がないことです。

結局、この製品でできることは爪の見た目を綺麗にするということです。原因が爪水虫ではないひび割れやカサカサに潤いを与えて艶を出してくれるものです。だから爪ヤスリで爪を削って塗るものでもありません。

爪の見ためを綺麗にしたいけど、何を使えばいいか分からないという女性に向いている商品だと思います。

補足

あくまで爪水虫には効果がないだけで、足の爪を綺麗に見せたい方にはいい商品です。

爪の表面に潤いを与えることで一時的な艶もすぐ出せそうですし、使い続けることで段々と見た目が良くなっていくことは期待できます。

このように爪の見た目だけを良くすることは、クリアネイルショットではできません。ザンミーラネイルは爪のおしゃれ用アイテムということです。

爪水虫対策と併用していいかどうか

個人的な意見になりますが、皮膚科で爪水虫の治療をしている人や、私のようにクリアネイルショットを使っている人がザンミーラネイルを一緒に使っていいのでしょうか。

併用しない方がいい
と私は思います。

その理由は、爪に負担がかかりそうだからです。皮膚科を受診されている方は特に自己判断せずに主治医の先生に相談して下さい。

まず同時に使うことは絶対にやめましょう。後から塗った方の成分が浸透しなくなります。つまり意味なし状態。お金の無駄遣いになってしまいます。

では時間を空ければいいのかということになるのですが、それもおすすめはしません。どちらの商品も1日1回タイプです。

1日作用が続いているわけなので、そこに別の物を混ぜることは爪への負担を増やし、もう一方の働きを阻害してしまうのではないかと思います。

爪水虫と爪の見た目の改善、どちらを優先するかは明らかに爪水虫です。

爪水虫のままで見た目が良くなることは絶対あり得ませんし、水虫は悪化することがあるからです。

最後にもう1度補足しておきます。

ザンミーラネイルは爪水虫には効かないですが、爪水虫がなく足爪の見た目を綺麗にしたいという方には期待できるネイルケア用品だと思います。

爪水虫に悩んでいる方は、まず病院で検査を受けることをおすすめします。

それなら、クリアネイルショットはどんな商品?

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